ここ1年位で遊んだゲーム(PS4)の総評 PART.2
お疲れ様です、イツキです。
益々暑くなってまいりました今日この頃、皆様におかれましては如何お過ごしでしょうか。僕はもう駄目です。せめてこの身果てる前に、この総評を……
という訳で(?)今回もはっじまっるよ~
● レッドデッドリデンプション2(120点)
ようこそ……『男の世界』へ……
世界一売れているゲームといえば、言わずもがなグランドセフトオート(GTA)シリーズでございますね。その産みの親であるロックスター社が丹精込めて拵えたもう一つの傑作、GTAの西部劇版とでも呼ぶべきゲームがこのレッドデッドリデンプション(RDR)シリーズとなります。といっても、こちらもあまりに有名ですが。
GTAの兄弟分ですから、ゲームシステムの完成度・自由度は言うまでもなく超一流。加えてこのRDRはGTAに比べストーリーにやや重きを置いているように感じられます。
アメリカ西部開拓期という、淘汰と発展めざましい激動の時代を生きた一人の男の物語。そんなものを世界最高水準のシステムを用いて、これでもかと言うほどダイナミックかつ情緒たっぷりに描かれたら、そりゃもう満点超えるっしょ、という事で120点を付けさせて頂きました。
辛いことも嬉しい事もある。「どうしてあんな事したんだ」って後悔したりもする。「ああ、あの時ああしておいて良かったなぁ」なんて思い返したりもする。あれ、これって何かに似てるね。そうだね、プロテインだね。
嘘です、人生です。RDRは人生。
僕が世界一好きなゲームはRDR2、二番目に好きなゲームはRDRです。
● アサシンクリードローグ(55点)
めっちゃ薄めたカルピス飲んでる気分になれるゲーム
僕は学生時代から「AC」つったらアーマードコアでもエースコンバットでも公共広告機構でもなくアサクリ派でした。
新作が売り出されたタイミングでGEOに通っては、安くなった1,2世代おくれの中古品を買って帰り、聖地エルサレムや優雅なるイタリア・ベネツィア、繁栄の絶頂を極めたコンスタンティノープルといった歴史ある街並みをピョンピョンと駆け巡る楽しさにドップリと浸かっていたものです。……そう、あの時までは。
というほど決定的な何かがあった訳でも無いのですが、シリーズを遊んでいる内にある思いが浮かんできました。
「あれ、これずっと同じ事やってね?」
ザッツライ。このシリーズ、作品ごとの明確な違いが街並み位しか無く、第3作あたりからゲームシステムがほとんど変わっていません。確かに使える武器が増えたり、海上戦が追加されたりと多少のコンテンツの注ぎ足しはありますが、それでもシリーズを遊んでいるプレイヤーにとっては微々たる変化に過ぎませんでした。
そして、第6作「ブラックフラッグ」から第7作「ローグ」に至っては95%同じでした。(当社比)
また、このシリーズは歴史ある街並みを飛び回る「過去編」とは別に「現代編」と呼ばれる本編があり、個人的に凄く好みのシナリオだったのですがそれも一応の完結を迎えてしまい、いよいよ続きをやる気が無くなってしまいました。
もう薄めたカルピス要らないんで普通のコーラを下さい。
● ファークライ4(85点)
爽快感満載の作業が楽しい「パガン・ミン」ゲー
アサシンクリードと同じくUbisoft社が手掛ける人気FPSシリーズの第4弾です。(UBIが関わったのは3からですが)
ゲームシステムとしては、ステルスキル重視&ナイフ強めのオープンワールドFPSです。経験値によってスキルを獲得して主人公を強化する事が可能で、ナイフ技をたくさん習得できる後半は楽しさが一層増します。
広大なマップを開放する為には各地に設置されたタワーを登ったり、また敵拠点を開放してFTを有効にしたりといった繰り返し作業が必要になるのですが、戦闘の爽快感のお蔭であまり苦になりません。因みに3もプレイしているのですがこちらもアサクリ同様、ゲームシステムが前作と95%(当社比)同じでした。Ubiの戦略なのでしょうか。
ストーリーは3も4もほぼ変わりなく大して注目すべきシナリオでも無いのですが、1人だけ決して見逃せないキャラクターがいます。
上のイラストのピンクのお方、パガン・ミン様その人です。4のやや薄っぺらいシナリオを実質1人で盛り上げ、誰よりもプレイヤーに寄り添い、手のひらの上で転がしてくれる、そんなとっても素敵な悪役でした。
「壮大な旅の始まりだ、予定なら君の為に十分に空けた。これから、2人で、暴れまくるぞ!!!」
吹き替えを担当した故・藤原啓二氏の名演が光るOPは一見の価値有りです。
● グラビティデイズ PS4版(70点)
主人公が可愛い、よわよわ三半規管破壊ゲーム
発売当初、PSVitaのローンチタイトルとしてお店で体験版をプレイした事を覚えていますが、今回僕が購入したのはPS4版でした。
天真爛漫な主人公は可愛いですし、天地無用の重力操作はとっても楽しく、慣れていくほどに味わい深くなる戦闘も魅力的だったのですが、どっちが上だか下だか分からなくなってしまう事が頻繁にあり、いかんせん三半規管が弱い僕には辛いものが有りました。
またグラフィックはそのままPS4に移植しているため、テレビの画面で見ると些か厳しかったです。ワンダと巨像の時にも言いましたが、やはりゲームは最初に発売されたハードで遊ぶべきなのかも知れません。
それでも、キトゥンちゃんは可愛かった。
さて如何でしたでしょうか。今回は120点が飛び出してしまいましたが、まだまだ他にも紹介していないお勧めゲームがありますので次回をお楽しみに。
今回覚えて頂きたい事は「RDRは人生」「Ubi作品はいずれ薄まっていくカルピス」「でもパガン・ミンは素敵」「キトゥンちゃんは可愛い」の4点だけです。覚えましたね? よろしい。では終わり、解散!